2022-06-16
こんにちは蔵人 原です。
先日行われた兵主大社さんでの6月用の写真撮影の様子をお伝えします。
まずは6月上旬《芒種》の撮影から。
【軸】
井伊直弼 筆の「円相」
【器】
湖東焼 染付 向付・飯茶碗・水指など、塗 櫃
【料理】
小鮎煮つけ 青梅甘露煮添え、筍きんぴら風、豆ごはんなど
【酒】
松の司 純米吟醸
季節を感じる日々の食卓といった様相のしつらえです。
湖東焼に盛られた小鮎や豆ごはんなどが湖と川そして田畑の豊かな滋賀県の風景を感じさせます。
そんな食卓には少し冷やした「純米吟醸」がよろしいかと思い選ばせて頂きました。
続きまして6月下旬《夏至》の撮影です。
【軸】
野口謙蔵 作「富嶽」
【床】
中川一政 著の歌集「雨過天晴」、山野草(ヤマアジサイ)
【器】
梅林焼 鉢、湖東焼 なます皿、青竹
【料理】
炊き合わせ(わらび・がんもどき)、パスタ、水無月(米徳老舗謹製)
【酒】
松の司 純米大吟醸 AZOLLA50
初夏の夕涼みのような一コマ。
庭木、青竹の酒器、梅林焼それぞれの緑と「AZOLLA50」の瓶の色合いが絶妙にリンクしてなんとも涼しげで良い雰囲気です。
机の手前には中川一政の歌集「雨過天晴」が置かれています。
今回のテーマが《晴耕雨読》ということで、坊主頭がちょうど良いと僕もその空間に添えさせていただくことになりました。恥ずかしながらではありますが、どのような写真に出来上がるのか大変楽しみです。
毎回、しつらえられた料理や器だけではなく、その季節の空気感や光に対して大変細かな調整を行いながら丁寧に一枚一枚撮影をされています。
今回の6月の写真も楽しみにお待ちください。
カテゴリー:未分類